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スマイソンブルーのスパークリングワイン🩵NYETIMBERのセミナーへ🇬🇧

最もイケてるスパークリングといえば、やはり「シャンパーニュ」なのは、間違いなさそうです。
実際の消費量の割合や、ワインを知らなくても「ドンペリ」って言葉を多くの人が知っていたり。

しかし、昨今フランスワインのお値段の高騰ぶりときたら。
CPIが前年同月比4%上昇しているわけですから基本的になんでも物の値段が高くなっていますが、とりわけ付加価値の高いブランド品の上昇率はエグいものがありますよね。
昨年のブランド品の数々の値上げは、FRBの利上げ以上のペースじゃないでしょうか😱
シャンパーニュもやはり同様に、なかなかお手頃価格を見つけるのが難しくなってきています。

それに、毎回「シャンパーニュ」というのも、そろそろありきたりだし・・・なんて思われる方!

イギリスのスパークリングもなかなかオシャレなものがあるのです!!
本日は、英国産スパークリング「NYETIMBER」のセミナーに参加してきました。

エリザベス女王結婚記念式典や即位60周年式典などにも採用された、英国王室御用達のワインブランド。
スマイソンブルーのラインが入った素敵なエチケット「クラシック・キュヴェ・マルチヴィンテージ」は、とても上品な見た目で贈り物としてもかなりセンスが良いでしょう。

スパークリングワインの最高峰、シャンパーニュとの比較

シャンパーニュはフランスのシャンパーニュ地方で造られるスパークリングワイン。
品種は、ピノ・ノワール、シャルドネ、ムニエを使います。
製法は、瓶詰めしてからさらなる発酵をさせる瓶内二次発酵。

実は、ナイティンバーの製法や、使用品種はこのシャンパーニュと同じなのです!
そして、土壌についても、実はフランスのシャンパーニュ地方と似た石灰質の土壌やグリーンサンドという土壌なのです。
もちろん瓶内二次発酵にて生まれるきめ細やか、且つ力強い泡も素晴らしいです。

造り手から学ぶナイティンバー

今回、醸造責任者のシェリー・スプリックス氏が来日、彼女のセミナーに参加してきました。

1992年に最初のブランドブランが発売されました。
2006年に現在のエリック・ヘレマ氏が経営を引き継ぎ、より良質なスパークリングワインが生み出されるようになりました。

もともとカナダに住んでいたシェリー氏は、両親からのイギリス旅行のお土産で飲んだナイティンバーのポテンシャルに驚き、2007年に夫婦でカナダよりイギリスに移り住み、ナイティンバーで働き始めたそう。
そして、2018年には、IWCにてゴールドメダルを獲得しています。その後も受賞を重ね、世界にその実力を示し続けています。

圃場は、イギリスの東部、ウエストサセックス州(6)、ハンプシャー州(2)、ケント州(3)に合計11箇所保有。全部でおよそ425ha。
すべての商品で自社畑のブドウを使用しています。これは非常に珍しいことです。
そして、すべての作業が手作業ですが、特筆すべきは収穫の際に使う箱は、シャンパーニュよりも半分の大きさを使用し、ブドウの重みでブドウが潰れないよう配慮して扱っているそう。
すべての工程を丁寧に作業している、と語られました。

テイスティングは、マルチヴィンテージを含む合計8アイテム!
なんと、2010年の1086プレスティージまで!!
あまりに美味しく、吐器を使うことをすっかり忘れてしまいました。

シャンパーニュと比較すると、キリッと爽やかな酸が特徴かな。そして伸びやかです。
しかしながら、しっかりと旨みも感じるます。

美味しく、お食事にも合わせやすく、そしてシャンパーニュとはまた違ったおしゃれなスパークリングワイン。
ひとつ覚えておくと重宝するアイテムなので、おすすめです!
日本では、明治屋さんが取り扱い代理店となっています。

ナイティンバー公式
https://nyetimber.com/jp/

醸造責任者のシェリー・スプリックス氏と。
吐器使わなかったので、ほんのり酔っています。

 

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